脳梗塞で自分や家族が倒れてしまったという過去があると、やはり怖いのは再発です。
脳梗塞は一度発症すると完全に治るという病気ではありません。
その重軽度によっても異なりますが、後遺症が残ったり再発リスクも年々上がってしまいます。
そんな脳梗塞の再発を防ぐためにすべき事は、やはり【生活習慣の改善】です。
今回は、医療機関の定期的な受診と医師から処方された薬の服用とともに重要な【脳梗塞再発予防のための生活習慣】について考えていきたいと思います。
脳梗塞の再発リスクを上げる危険因子
脳梗塞は生活習慣病である【高血圧】や【脂質異常】【糖尿病】などが原因で、脳の血管が詰まり発症します。
その直接原因は血栓や血管が狭くなってしまう事。
つまり脳梗塞を招く大きな原因は、
・高血圧
・糖尿病
・脂質異常
などの生活習慣病であり、それらを発症する事で、
・血栓
・血管の障害
・不整脈
などが起こり、それらが直接原因となって脳梗塞を発症します。
脳梗塞再発予防の一番は定期健診
脳梗塞を発症しても軽い症状であれば短期の入院と投薬、退院後のリハビリと薬の服用で通常の生活に戻る事が可能です。
そのため、『脳梗塞が治った』と勘違いしてしまう人もいるでしょう。
あるいは油断してしまう・・なんて事もあるでしょう。
そうなると定期健診に行かず放置してしまう事もあるかもしれません。
しかし脳梗塞の再発率はわりと高く、忘れた頃に『また・・』という可能性も大いにあるのです。
そのため、脳梗塞の再発を防ぐために最も重要なのは、定期健診となります。
医師による診断によって、薬の継続や薬の変更などを判断してもらう事が重要です。
医師の判断による薬の服用で、
・血栓予防
・コレステロール値の上昇予防
・血糖値コントロール
・血圧コントロール
などをしていく必要があります。
自分で行う【生活習慣の改善】が再発予防のカギ
一度 脳梗塞になるとその後は生活習慣を改善しながら再発を予防していかなければなりません。
すべき事、注意すべき事などを考えていきましょう。
例えば、
・塩分摂取を適度に控える
・脂質の摂り過ぎに注意する
・糖類・糖質の摂り過ぎに注意する
・こまめに水分補給をする
・適度な有酸素運動をする
・お酒を控える
・入浴に注意する
・BMIに注意する
などが大切です。
脳梗塞は高血圧が引き金となる場合があります。
そのため血圧を上げてしまう塩分の過剰摂取を控える必要があります。
脂質異常が原因でも脳梗塞は発症します。
そのため、脂質の摂り過ぎにも注意が必要です。
さらに糖尿病も同様その原因となるため血糖値が高くなり過ぎない様に注意する必要があります。
甘い物の食べ過ぎや飲み過ぎは禁物です。
また、水分不足による血液の凝縮によって血栓ができやすくなり、その血栓によって脳梗塞を発症する場合もあります。
脱水症状や水分不足を防ぐためにも、こまめな水分補給が重要となります。
適度な有酸素運動も大切です。
適度な運動は血圧を下げる効果もあり、高血圧による脳梗塞を防ぐことができます。
上記でお酒の摂取を控えると挙げましたが、適度なアルコール摂取はHDLコレステロールを増やし悪玉コレステロールの回収に役立つという研究があります。
また、アルコールは血液を固まりにくくする作用もあるため、たまにお酒を飲む人に比べて毎日日本酒を1合未満飲む人の方が脳梗塞の発症率が39%も少なかったという研究結果もあります。
アルコールを一切やめるというのうではなく、飲み過ぎに注意にし楽しむ程度にとどめておく事が大切です。
入浴は脳梗塞の再発リスクをグンと上げます。
入浴により血圧が急激に上昇し、さらには脱水症状になる場合もあるためダブルで脳梗塞再発の危険性を含みます。
熱い湯船に長時間使ったり、寒い所から急に熱い湯船に浸かるなどの行為は控えましょう。
BMIの管理も重要です。
肥満は脳梗塞の再発リスクを上げてしまいます。
肥満体であると【脂質異常】【高血圧】【糖尿病】になる可能性も高くなり、そこから脳梗塞の再発に繋がってしまいます。
まとめ
脳梗塞の再発を防ぐには、定期健診と薬の服用による血栓予防や血圧・血糖コントールが最重要。
しかしながら薬を飲めばOKというわけではなく、自身も生活習慣や食事などに意識し健康的な日々を送る事が脳梗塞の再発を防ぐ重要なカギとなります。
ストレスを溜め過ぎない程度に気を付けて『少しストイック』、そんな生活を心がける事が大切です。
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!!
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